クライアントさんには、マネージメントについて
コーチングのテーマに選ばれる方が大変多いです。


チームリーダーやマネージャーの役目は、チームを通して
高い成果を挙げることですが、簡単にはいかないですね。

特に権限委譲を好まない組織。
面倒なことは中間管理職に責任を擦り付ける組織。
あまりの忙しさに中間管理職の監督責任を放棄している組織。
・・・コミュニケーションの不足  ≪自己中心・自己保身≫

いつも、こんなことに追われています。
 部長クラスからの作業指示
 目的が不明瞭だが、資料作成の要求
 問題やクレームの解決
 他部署からの敬遠された課題の処理

 そして、コミニュケーションが希薄になっている昨今は
始末が悪く、メールだけで「今日、明日中で対応お願い
します。」となる。

部長等に確認しようとすると、
「忙しいから、君に任すよ」の一言で終わる。

「このような時に、業務遂行の為に、あなたは何から
始めますか?」

正解は導き出すのは、経験と勘になるのかも知れませんが、
このように考えればいいのでしょうか?

1.対処する為に、その課題の本質を理解する(現状の把握)
2.解決に向けての複数のシナリオの検討と判断(方策の
  検討と設定)
3.実行と検証(緊急的措置と抜本的改善、そしてフォロー)

コミュニケーションが不足した現代
・部下の育成
・上位から下位へのマネージメントの伝承
 これらはままならない状態です。
ましてや、上層部からの支援が無い状況化で
部下とともに対処していくことは、大変な時代であります。

コーチングの使命は、人に気づきを与え、解決へのプロセスを
支援することです。

しかし、もっと重要なことは、コミュニケーションが
人の支援、共感、安心感を与える最良の方法であることを
ひろく伝えることが本来のミッションのように思います。


せめて、部下との関係において、十分なコミュニケーションを取り、
信頼関係を構築することを伝えたいです。

先輩コーチの方、アドバイス頂戴出来れば幸いです。