起業家の皆さんや、起業を目指される皆さんは、
自分の意思で道を切り開き、貪欲に夢を実現させるよう、
日々行動されておられる。
お読みの方も、きっと多くの方がそんな方なんでしょう。

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行動を躊躇することなく突き進められ、
たとえ挫折することがあろうとも乗り越えるタフなハートを持ち、
必ずや成功の二文字を手に入れられることでしょう。

しかし、ご存知の通り、成功される方がいれば、
うまくいかない方もいます。

職場には、たくさんの社員である部下がおり、
部下の方々がそれぞれにうまくいかず、苦しんでいられることを
忘れないようにしないといけないですね。


 花粉が多く、花粉症でボォとしてしまう人。。
春休みが終わり、新卒が入る時期でソワソワする人。
 移動の時期で気になる人。
季節だけでも、気持ちがいつもと違うんですね。


《こんなことがありました》
先日、新規事業立ち上げの部署にいる方(C部長)から相談という程、
大げさではないのですが、お話をもらいました。
「自分の部下なんだが、自信を無くしていて、何とかフォローを
 してやってほしい。」

「A(仮称)さん、最近、いつもの明るい笑顔が見えないんで、何か気になるような
 ことでもあるんですか。」

「B(自分より20歳近く年下の上司であるマネージャー)が最近、
 俺に対して、年下なのに大きな口を叩くんだよ。確かに俺にも落ち度は
あるんだがなぁ。面白くないね。。。」

 ― 確かにミスも多く、理解に時間のかかる方、ただ人一倍一生懸命 
    要領が悪く、ポイントを掴むにも遠回りをする傾向がある ―

「確かにBにはそういう傾向がありますね。一緒に仕事をしていない私でも
同じことを感じています。まわりも、同じようにみえていますからそこは
気にしなくてもいいですよ。」

― まずは、Bの問題は共通の認識だから別だということを理解して
  もらえた。次は本人が仕事に対して、モチベーションを
保ちながら、成果にどう結びつけるか、自信を持たせることだ ―

「それよりも、Aさん、今の仕事はどう考えているのですか?」

「社会に今まで営業の仕事しかしてないから、この仕事は大変なんだよ。
聞きたくても、聞けないし、ましてや年下の上司になんて聞けないもんなぁ。」

― すすめ方がわからない。営業と同じスタイルの仕事のすすめ方。
  とりあえず進めても、ミスをおこられる。営業の時と違って言われると
落ち込んでしまっている。いいところは、一生懸命なところ ―

「Aさん、私が感じることを言っていいですか。
もう少し時間をくれれば、確実にやるから待ってくれ。と言っているように
思います。」

「そうなんだよ。年上で、しかも始めての仕事なのに、何も配慮しないんだよ。」

「Aさん、どうします?」

「少し話したら、スッキリしたよ。Bには、自分から話をしてみるかなぁ。」

「話してみるんですね。変わるきっかけになると感じているんですね。
また、話を聞かせてください。」


『頑張って!』とか、『すごいです。』とか、抽象的なことは言わず、Aさんの
話といることを共感するだけを気をつけました。
自らの行動に対し、自分から言葉にしてもらい、それも繰り返してあげる。
それで、本人には、スイッチが入るのです。


自分(上司)がやれるから、部下がやれると考えるのは、少し無謀のことです。
以前にも書きましたが、同じ教育を受けても、100点もいれば、0点もいるのです。

出来ないことを責めるのではなく、出来ない理由を探すことがポイントです。

人は必ず成長するのです。ただ、それは必要な時間に差があるだけで、

本人が一番知っていることなんです。


 ↓

言いたいこともある。急がせたいこともある。はずしたいこともある。

でも少し我慢をしましょう。自らの力で動いてもらいましょう。

先発メンバーもいれば、補欠もいます。2軍もいます。裏方もいます。

たくさんの役割があります。

やれない原因があるのです


不満を持って、やる気をなくさせる事が問題なのです。

思っていること、考えていることを聞かないで、

部下を追い込むことは避けなければいけません。