ご覧頂き、ありがとうございます。

前回までは4Pと4Cについて、触れてまいりました。高度成長の
時代が過ぎ、売り手の市場から買い手の市場に変化した今日、
私たちはどのお客様に製品やサービスを提供すればいいのでしょうか。

それを明確にするのが、セグメンテーションであり、ターゲティングと
なります。
そもそも自分の強みが何であるのか、次に4Pと4Cを通じて、売り手の
気持ちや行動と心理を理解することが、市場における競争上の優位性
にどれだけ寄与するか書かせてもらいました。

= 今日のテーマ =
『セグメンテーションとターゲティング』

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どんなに、競合に対して自分には強みがあったとしても、全ての
ユーザー(お客様)が自分の製品やサービスを受け入れられるとは
到底思えません。
● セグメンテーションがどうして必要なのか。
● ターゲットを絞り込む必要性はどうしてなのか。

今日、書かせていただいた中で、参考になれば光栄です。


さて、恋愛にたとえてみて、今日も展開してまいります。
例)彼女がほしい男性からのお話
◇自分の強みは、何か。
誠実に誰とでも接し、自分よりも人のことを先に考える。

◆ では、多くの女性がいる中で、自分の彼氏としてふさわしいと考えてくれる女性とは、どのような人であろうか。

音楽好き、映画好き、スポーツ好き、文学好き・・・
 積極的、楽観的、堅実派のタイプ
 気配りの出来る人、周りを立てる人、一歩引いた感じの人

◆ 自分と価値観が合う人がベストマッチかも知れない。
趣味も共通のものを持ち、自分よりも人を大切にしようとする
人かな。


ここでお伝えすることは価値観が同じであることですが、つまり
それは、彼女であるユーザーが彼方自身の強みや価値観に共鳴して
くれて、長期的に関係を継続したいと考えがあるということです。

目の前にいる全ての女性が自分に目を向けるということは、芸能人等
を除けばあり得ない話です。

常に競合がおり、価値観をいろいろもった市場に対し、お客様を区分
することが必要です。ターゲットは、その区分したお客様の集団から
自分の価値に共鳴される集団を絞るのです。

4Pから4Cというように、市場動向も供給側の視点でなく、需要側
の視点へ変換が求められています。
強みに、さらに付加価値をつけて商品化し、市場に投入しても場合に
よっては市場から撤退させられます。
セグメント化し、ターゲットを設定する。
そのターゲットにあった製品・サ―ビスを提供するが、
コミュニケーション、利用方法も含め提案型の提供をすることを
しなければなりません。

私たちは、ユーザーを消費者と捉えるのではなく、利用者と捉える
ことが求められているように感じます。

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