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理解力の違い

衛藤信之さんの話を伺って、感じたことが3つありました。
1つは、同じ話でも
カラーでイメージ化するように語れば、感動を共感することが
出来る。

2つは、書いた後に整理しながら清書し残すことで、記憶として頭に残るということです。

3つ目
それは理解力の違いです。

上司の心理学











聞くと聴くのでは大きな違いがある。重要な話でも受け取る側の
意識によって大きく異なります。

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2回とも参加された方とお話をする機会がありました。

私「すごく気づきの多い話だったね!」
Aさん「そうだね。」

私「同じような内容でも、また感動しました。」
Aさん「前と同じ内容ばかりだった? 」

私「9割同じでした。ストーリーの展開は違いましたがね。」
Aさん「そこまで同じだったか!」
前回、書く力は大きいとお伝えしましたが、
自分がビジネスで毎日いろいろな方と話をしている中で
どれだけ自分の伝えたいことが伝わっているのか

伝わっていないと考えることも必要です。

と言うのも、
私のまわりでですが、会議でメモを一生懸命とる方がいます。
その方は、一字一句漏らさないように、会議の内容は記録されています。
自分が聞き漏らさないようにしているのですが・・・
しかし、会議で発言された人が何の意図を持って話したかは理解して
いないのです。

会議の中で、
「○○について課題がたくさんありそうですね。次回はここにフォーカスしなくてはいけない状況と感じます。」

Bさん「次回の打ち合わせは、課題の抽出ですね。」
私「違うよ。課題の抽出ではなく、参加しているメンバーのスキルと意識に
バラツキがあり、課題すら気がつかない状況が課題なんだよ。」
Bさん「そんなこと言っているんですか? 気がつかなかった。」
私「気がつかなかったか。。。   それが課題と言っているんだよ。」


「人は聞きたいように聞く」
「クライアントのレセプターを開かせる」
その為には、クライアントさんの話に耳をかたむけることを
しなければならない。
コーチングでは言われていることですが、
実ビジネスではどうであるか。

Bさんの場合は、書くことが話したことを忠実に理解する方法だと
思っています。

相手も自分の同じであるという前提ならいいのですが、
立場(社長、役員、部長、課長、社員)、ものの考え方、価値感、
育った環境等で同じ内容でも全然違うのです。

「この話、早く進めよう!」といわれても、
明日までかもしれないし、1ヶ月後かも知れません。
人によって基準が違います。


どんなにいい話でも、時と共に記憶は減衰する。

指示、命令を部下にする場合は?

相手の理解力に気をとめなくてはいけない!!

話した後に、
「わかった?」と訊くのではなく、
「君なら、どんなふうに進める?」
「明日には、どんな資料が完成するのかな?聞かせてもらえる。」


訊いてみるのもいいでしょう!

理解力には違いがあります。
人の背景を理解することが、よりよいコミュニケーションをとる上で
とても重要である!

「人を知る。」

指示・命令する前に、部下を知ることから始めましょう!

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